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認知症予防ゲーム・リーダー養成講座


「みんなの認知症予防ゲーム リーダー養成 青い鳥講座」全5回に参加してきました。 認知症予防について学ぶ機会は、介護職対象では数多くありますが、一般の生活者に向けた機会は、まだまだ少ないと思います。 この講座に参加されている方の多くは介護職の方でしたが、私たちのような一般生活者にも受講の門戸をひらいておられたので参加できました。 講座を運営されている「特定非営利活動法人認知症ネット」さんが普及中の「認知症予防ゲーム」の実施方法と心構え、気をつけるポイントなどを全5回で教授していただきました。 その中で印象に残ったのは「やさしさのシャワー」。 上手くできたら一緒に喜び讃え、上手くできなくても「私もできませんでしたよ」と安心をさしあげる。 視野が狭くなっている方、急に怒り出す方、自己中心的な行動をされる方への心配り。 すべてを受け入れ抱きしめる強さが必要であることを学びました。 「認知症予防ゲーム」を一定期間、実施すると認知症初期の方の脳機能テストの点数を大幅に向上させることができるそうです。 笑顔が増え、自信が戻り、かつてと変わらないコミュニケーションを取り戻せることは、ご本人はもとより、ご家族も幸せを手に入れることができます。 認知症以前の健康な方、脳機能低下段階の方、軽度認知症、中度認知症、重度認知症と段階がありますが、 脳機能低下段階の方に向けた予防と改善の仕組みが、今のところ希薄なようです。 さくら咲くカレッジの「いきいきクラス」では、認知症以前の健康な方、脳機能低下段階の方が対象になりますが、地域社会の中で、予防と改善の仕組みのひとかけらになれたらと思っています。

最も印象的だったのは、講師をなさっていた髙林 実結樹先生が、ご年齢が80ン歳! カツゼツすばらしく、澄んだ声は高らかに響き、認知症予防のオピニオンです。長年にわたって注いでこられた情熱が熱く伝わるすばらしい講義でした。 受講者のすべてを受け止めるそのお姿に、この度量を養わないといけないな~と心がシャンとしました。 最終講では、修了証までいただきました。 髙林 実結樹先生からいただくときには、ちょっと緊張しました。 人として、すこし幅が増やせたように思います。

大学などの研究機関に研究してもらえるといいのにな、と思いました。

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